伊勢原(いせはら)

伊勢原は、元々明治初期、放牧地の開拓地にできた十余ニであった。この地には三重県の伊勢神宮から分霊したという皇大神社が祀られている。皇大神社の祭神は天照大神である。 明治12年、十余二の新しい所有者大隈重信、青木周蔵ほか豊四季の岩倉具視らの寄付によって実現し、明治15年5月1日、三重県の伊勢神宮からここ伊勢原の皇大神社への遷宮式が行われたという。 宅地化が進んだ現在、伊勢原の地名は、伊勢神宮の伊勢と小金原の原から名づけられたという。皇大神社の場所は、伊勢原の地ではなく、十余二に鎮座している。

1961年 伊勢原

国土地理院から1961年の伊勢原の航空写真

当時は家が数件あるだけで周りは田畑。もちろん常磐自動車道も通っていない。下部に野馬土手の跡が見える。

1979年 伊勢原

国土地理院から1979年の伊勢原の航空写真

住宅も立ち並び、常磐自動車道工事の準備に入っている。

1984年 伊勢原

国土地理院から1984年の伊勢原の航空写真

常磐自動車道が通り、ほぼ現在と変わらない。翌年には近くに流通経済大学付属柏高等学校ができる。

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