布施(ふせ)
柏市布施は市の北東部にある。布施は戦後の市町村合併で現在の地名に落ち着くまで、幾多の紛争があったという。平安期は布施郷、江戸期は布施村。「布施(ふせ)村」は古代から官道の要衝で、平安初期には於賦(おふのうまや)駅と布施屋(旅人や病人の世話をする施設で村名の起源になった)が置かれるなど、大きな村として格式を誇り、村民の財力もあった。
国土地理院から1947年の布施の航空写真
「布施弁天 東海寺」がある歴史のある街で当時でも水戸街道の脇往還のひとつ「布施街道」沿いに家々が並ぶ。
国土地理院から1979年の布施の航空写真
県道47号守谷流山線も通り、住宅も増え、柏市立富勢東小学校がこの年開校した。
国土地理院から2008年の布施の航空写真
柏市の市制施行40周年を記念して1995年に「あけぼの山農業公園」がオープンした。周りも古い家が残され、農村風景も含め、現在まで柏の貴重な観光スポットになっている。
・あけぼの山公園の隣接している、とみせ東小学校の出身なんですけど、あそこらへんて昔は蛇もとれたし、カエルとったりして遊んだりした記憶が。今はすっかり小奇麗な観光地(?)になっていてびっくり。